業界コラム

2014.07.10

『薄氷の上』

   インターネットを利用する人であれば「SSL(Secure Sockets Layer)」という言葉を聞いたことがあるかと思います。安全に情報のやり取りを行うための暗号化通信プロトコルです。その機能を提供する代表的なソフ トウェアであるOpenSSLで、今年に入ってから深刻な脆弱性が立て続けに見つかっています。これらの脆弱性を狙われた場合、インターネット上で利用し ている個人の情報が漏えいしてしまう危険があります。(*1) 


    同様にインターネット上の脅威となるのは「コンピュータウイルス」です。ウイルス対策ソフトは、日々ウイルス定義情報を取得し、マシンがウイルスに感染 しないように守っています。某ベンダーのウイルス定義ファイルは年間1.5倍くらいのペースで増加しているそうです。現在300MBだったものが、5年後 には2.2GB程度になる計算です。それだけの量のウイルスが、日々増え続けているということです。

    インターネットも現実世界と同じで、「絶対の安全は無い」というのが常識です。脅威を知ること。早急に対策をとること。そして出来得るならば危うきに近づかないこと。技術の恩恵に与る上で、決して忘れてはならないことです。

   *1 現在は各ソフトウェアベンダーからセキュリティパッチが提供されています。

H・U

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